文豪ストレイドッグス50話について感想
※※※文スト最新話ネタバレ注意。
風邪をひきました。つらい。鹿児島にプチ旅行中、人混みに長いこといたせいでウィルスもらったらしい。あと鹿児島超雨だったから……☂️つらい、雨なのは長崎だけでいいよ……
ということで、ベッドの中で一日中ゴロゴロしていました。やることない。いや、やりたいことはあるが、体力がない。全身だるくてきっっつい。
ならば指先だけでやれる、ブログ更新をしよう、と思い立ちました。久々の文スト考察やってみよう! うわーい!君は考察が大好きなフレンズなんだね!
なお、私のスマホはiPhoneなので全角スペースという概念がない上に、スマホ入力はパソコン入力ほど得意ではないので、文章がいつもに増してめちゃくちゃだったりすることはご愛嬌ということで許して欲しいです。誤字も脱字も得意なフレンズだからね。ガル闇セツクマウス。
本題にはいろう。
文豪ストレイドッグス50話がやばかった。
それだけ。今回はそれだけを伝えたい。もう今すぐ読んできてくれ。今月のヤングエースは買え。買えば世界が広がって見える。視野が広くなる。すごい。もはや医療。あとシャブ。キメたあとの興奮がすごかった。思い出すだけでもテンション上がりそう。うわっ熱上がるやんこわ。ていうかまあ、あれじゃん???黒の時代読んだら胸熱な展開だよ。まあ読んでなくとも胸熱。だってねえ……もうほんと読んでくれよな!!!!読んでないなら今すぐこのブログを閉じて本屋で買うかコンビニでネットマネー買って電子書籍買ってきて欲しい。雑誌は重いから買わないという声があるけど、電子書籍はいいぞと、強く訴えたい。私はいつも雑誌は電子書籍でキメてる。現物は重いからね!付録はつかないけど、処理に困らないデータという魅力の方がでかかった。電子書籍、私はe-booksさんで買ってる。雑誌とエロ商業BLはすべての電子書籍や。電子書籍お勧めや。地方民にとって、本の発売日遅れは最大の敵なんだが、電子書籍だとその辺のタイムラグはないし、地元が田舎すぎて本屋ないところでも、電子書籍ならマイナーな本だって取り扱ってくれる。なにより持ち運びできる。今月のヤングエース何度もサクサクと読み返せる。すごい。そう、今月のヤングエースはとにかくすごかったんだ。(ここサビ
もう言っちゃおう。
ネタバレしちゃおう。
雑誌読んでない人はみんな帰ってください。なんならネットマネーあげるよ。
クジラの子らは砂上に歌うも読んでね。
ほないくで。
夏目漱石出たよ!!!!!
やった!!!!夏目漱石だ!!!!!みんな大好き夏目漱石!!!!!!文ストにも満を辞して夏目漱石!!!!!!やったあ!!!!黒の時代ではCV大塚芳忠の同人ステマおじさんみたいな扱いされてたけど、ちゃんとでたよ!!!!!
すごい!!!!!人の体してる!!!!!夏目漱石人の体してるの!!!!!!!はええ!!!!すごい!!!アシメおじさんだ!!!!!アシメ!!!!!あと結構すごい萌えの波動を感じる。お前も可愛いおじさん枠を狙ってんのかーーーーーーッッッッ!!!!!!
ということで、夏目漱石が出たよ。
私は今月号読んで感動したんや。なんでかっていうと、夏目漱石がはやく文スト本編に出てくれねえかなあって黒の時代読んだ時から思ってたからだよ。織田作の師匠筋みたいなものだからね。
黒の時代で描かれた、織田作を導いた存在。このスタートが文スト本編でとにかく重要なのは言うまでもない。織田作が善に目覚め、太宰を諭し、その太宰は敦を激励し、その敦は鏡花を光の道へ引っ張ったり。織田作から始まったこの救済の遺伝子は各キャラに一子相伝のごとく大切に受け継がれた、実に美しい時代のうねりなのだ。私はこれを「救済の系譜」と勝手に呼んでいる。
その救済の系譜を作ったのが夏目漱石だ。
夏目漱石をはやく見たい。ビジュアル解禁されてほしい。と思ってたので今月のYA、大満足でした。
そいで、今月号の流れを見てると、織田作の死は壮大な計画殺人なのかもしれないな、と思った。織田作の死ですら、この舞台、「魔都・横浜」を機能させるための小さな犠牲だったというか。
我々からすると、実に悲劇的に長い時間をかけて死んで行ったように見えた織田作なのだが、この救済の系譜を作り上げた夏目漱石からすれば、それすらも計画だった、というか。なんというか。そんな感じに感じる。
織田作、壮大な計画殺人で殺された説を提唱したい
ちょっとだけ夏目漱石のいる文ストの世界を考察したいなあと思う。まあ考察っていうか、だらだら感想になるんだけど。
まずは夏目漱石の情報を洗おうと思う。
・探偵社に異能開業許可証を与えた
・職業殺人者の織田作之助に転向を促した
・横浜の地すべてを知るといわれている
という前情報に加え
・「三刻構想」という社会システムで戦後混乱期の横浜の均衡を保とうとした
・森鴎外を見込んで街を任せていた
という情報が新たに加わったといえる。
ここから見えることは、夏目漱石は「探偵社」にも「ポートマフィア」にも相当肩入れしているということである。いや個人的にね? 夏目漱石って織田作をいい方向に導いてる感じしたじゃん??? だから悪であるポートマフィアと対立してるのかな? って思ってたわけなんですよ。事実は違いましたね。悪も善も法秩序も何もかも使って、横浜という街を再構築しようとしてたんですね。ていうかそもそも夏目漱石「人殺しはやめろ」って言ってないですからね。うわあ、怖い。夏目漱石怖いな。
あと、夏目漱石って「世の中を善で溢れ返させる」っていう目的でもあるのかな?って思ってたんです。でも森鴎外に街を任せている時点で、善で溢れ返させるって感じじゃなかったですね。正義のヒーローを作ろうとしてるわけじゃないですね、これ。
じゃあ織田作の死ってなんだったんだ?って思うんだけど。
序盤でちらっと言ったけど、「夏目漱石が描く社会を作るための小さな犠牲」だったんだよなあ。別に夏目漱石は善意で織田作を救おうとしたわけじゃない説をここに提唱したいよ。
織田作と夏目が出会ったのは14歳のころだったから、夏目漱石はそのころから織田作の能力を買っていて、あのころから織田作は「夏目漱石にポートマフィアに異能開業許可証を手に入れさせる、そして救いの系譜を描かせる道具」として見張られていたのではないかなあって思ってる。
(そもそもどうして救いの系譜を描こうとしてるのか、という疑問も残るけれど、これはおそらく、太宰を救うため?なのかなとも思っている。)
夏目漱石はどうやら「猫に変身できる」能力を持ってるんですが、アニメ黒の時代でこれみよがしに猫の演出を多く取り入れたのは「実はあれは夏目先生だった」と考えるとちょっとしたホラーですよね。敦と一緒の動物に変身できる異能だね!すごーい!
まあ漫画本編どころか小説にも猫あまり出てないので後付け設定な気もしないんですが。
織田作は、ミミックがどうとかの小さな争いで自ら望んで死ににいったわけではなくて、ポートマフィアに開業許可証を手に入れさせるための道具として、さらに太宰を救わせる道具として、12年前、夏目漱石に出会ってしまった時から彼の「死」は決定していたんだと思う。
Vは今後どう絡んでくるのか
以下雑感。
夏目漱石といえばVといいたい。小説3巻を読んだ人ならご存じ、「異能者を消すことをもくろんでいる組織」のことだ。そもそも夏目漱石はこのVから逃げているのだ。なぜ追われているのかは知らないが、夏目漱石が「なんでもわかる存在」だからなのではないかと推測する。何でもわかる存在、多すぎやしないか、文スト。まあ、異能名が人間観察が好きな猫が主人公の「吾輩は猫である」な時点で、なんとなく夏目漱石物知りな感じはする。fateで言えば千里眼スキル。未来を見渡す千里眼。ちなみに過去を見渡せる千里眼もちが乱歩で、現在を見渡せるのが太宰っぽい。
異能者を消すことを望んでいるといえば、ドストエフスキーもそうだ。ということで、ドストエフスキー、Vと関わりある説を推したい。
Vって何かのイニシャルなのだろうかって思ってるけど、文ストに出てきた名前では、Vがつく作家といえば、ヴィクトル・ユーゴーしか思いつかない。レ・ミゼラブルのヴィクトル・ユーゴーです。フランス作家の。文ストに出てきたフランス作家はアンドレ・ジッドしか出てきてないから、あまりうまいことは言えないけど、Vがヴィクトル・ユーゴー説は無いなって思います。
最終的な文ストの話は、Vにたどり着くのかなとも思ったり。本のことも解決してないけど。
うーん、難しくなってきた。